信用取引はタイミングが重要

信用取引は資金の3倍の取引ができる、売りからもスタートできるなどの利点があるため、格段に取引の幅を広げてくれます。しかし、損失も拡大するリクスがあるため、信用取引のみを乱用して取引することは個人投資家にとって非常に危険です。信用取引はどのような場面で活用すれば良いのか、またどのような考えで運用すれば良いのかを正しく把握しておき、大きな損失をこうむって早々に相場の世界から退場させられないようにしましょう。

利益が出る可能性が高い「急所」のみを衝く

信用取引は現物取引よりもハイリターンである分ハイリスクでもあるため、より利益が出る可能性がある場面のみで活用するように心がけるべきです。現物取引のような「ここは利益が出るかもしれないけど、どうだろう?」という気持ちで、信用取引の建玉を持ってはいけません。現物取引での建玉を保有していてこれからも利益が伸びる可能性がある場合、確実に株価の底もしくは天井を打って株価が反転したと確認できた場合のみに運用を限定するようにしましょう。

損失拡大を防ぐ反対売買として利用

株取引最大の肝は利益を出すことではなく、『損失を出さないこと』です。厳密なリスクコントロールこそが株取引を長く続けるコツですが、信用取引の利用はこうした観点からなされる場合があります。つまり、現物取引で買った株と同じような動きをする株を信用取引で数量を減らして売って、現物取引での予想が反した場合に出る損失を軽減させるのです。予想に沿った動きであれば、即信用取引の建玉を損切りすれば損失は軽微ですし、別の銘柄なので、もしかしたら株価の動向が相違して双方の銘柄で利益が出せるかもしれません。

信用取引を始めるには、はじめに証券会社の口座を開設した後に、信用口座を改めて開設する手続きを行うと取引が可能になります。