公務員は意外とブラック

まず、国家公務員には、労働基準法の適用がありません。厳密には現業職には適用があったりしますが、大半はほぼ適用されないと考えてよいでしょう。地方公務員の場合には、一部適用除外がありますが、基本的に労働時間に関することなどの主要部分には適用があります。国家公務員では、省庁に務める官僚などの国家1種が有名ですが、残業量は相当なものです。国の根幹となるような業務を任される充実感はありますが、ITブラック企業並みの激務にも関わらず、平日は日付が変わるまで働き休日出勤を行っても、そのほとんどをサービス残業として処理されるのが現実です。地方の場合は、残業について労働基準法の適用があるため、本来は支払われるべきものですが、実際のところは予算によって全て動くため、割り振られた予算内でしか、残業をつけることができません。比較的負担の少ない部署があるのも事実ですが、月100時間以上の残業が行われる部署も、サービス残業をしているのが現実です。訴訟にすれば勝てるのでしょうが、実際には公共団体を相手にする負担は大きく、そこまで踏み込むケースは非常に少ないのです。

どんな人が多いの?やりがいは?

公務員を目指す人は、基本的に堅実な人が多いため、真面目で勤勉な人が大半です。マスコミには一部の例外的な人がよく取り上げられますが、基本的には実際には労力をいとわず一生懸命働いている人がほとんどです。国家公務員である省庁では、国会で定められた法律に従い、様々なことを実際に運用していく業務を担います。現実に国を動かしているのは、官僚と呼ばれる優秀な人材であるとも言えるのです。地方公務員も、やりがいはあります。県民・市民のためになる施策の実現、生活をサポートする実務的業務など、縁の下の力持ちとして機能します。地元のために役立っているという充足感もありますし、感謝されることも多いのです。

公務員になるメリット

公務員を目指す人の中には、その待遇面から希望する人が多いでしょう。国や地方自治体が雇用主ですから、よほどのことがない限り解雇になることはありません。国の場合には早期退職による天下りの問題もありますが、ややこしくなるので除外します。公務員は、給与体系も明確で年功序列の給与制度となっています。民間の場合には、能力が低い場合や勤勉さに欠ける場合には、退職に追い込まれたり給与が上がらない、出向させられるなどありますが、公務員の場合出世しなくても給与が少しづつでも上がっていくうえ、解雇になる心配がありません。しかし、月の給料は民間のそれと比較するとそれほど多い訳ではありません。同等の学歴・人材が勤務する民間会社と比べると安いといえるでしょう。ただし、賞与や退職金はどちらかというと民間を上回ることも多く、比較的高額になっています。公務員とひとくくりにお話ししましたが、消防も警察も裁判所も公務員ですし、様々な職種が存在します。やりがいも多様です。どういう仕事内容なのか、勤務実態はどうなのか、よく調べてから入職したほうが自分に合った仕事を見つけられると思いますよ。

公務員の講座を受ける事によって、専門の講師が傾向と対策を踏まえた講座を開催しますので、試験の合格率を上げる事が出来ます。